キットの特徴やデータ、インプレッションなどを紹介します。価格は税抜き。写真はすべて仮組み状態です。
番組本放送時、ついにキット化されることのなかったザクⅢ改がHGUC3作目に登場。
旧キットのリニューアルにとどまらず、「欲しかったのに発売されなかったモビルスーツ」がラインナップに加わった
ことで、HGUCの可能性がさらに広がった。
『ZZ』の時代の巨大化したモビルスーツ
らしく価格も一気に倍近くになってしまったが、そのボリュームは迫力満点。下手に価格を抑えてこじんまりまとめてしまうよりは、ずっといい。
ただ、内容的に見ると従来のキット同様、合わせ目が目立つ箇所が多く、かなり手の入れ甲斐のあるキットである。
●A・B・C・D1・D2・E・Fパーツ(PS) ●PC-111(PE) ●シール
●ビームライフル用の、トリガーに人差し指をかけた状態の握り手が左右ひとつずつ。ビームサーベル2本を両手で構えるための左右の握り手も付属。
●フロントアーマーのビームキャノンは設定どおり可動。ただし、うまく持たせるのが難しく、胴体のパイプに無理な力がかかり折れる可能性があるので注意! 砲口もいまひとつの出来なので、開口するなど工夫したいところ。
●リアスカートが印象的な後姿。プロペラントタンクやバーニアの基部にもポリキャップが仕込まれ可動可能。
●バックパックは背中にじか付け式。この機体のバックパック取り付け方法の設定は(自分の知る限り)存在しないので、 一応、これが正解ということになるのだろう。(ただ、後日ザクⅢキット化の際に問題が発生することになる)