キットの特徴やデータ、インプレッションなどを紹介します。価格は税抜き。写真はすべて仮組み状態です。
ザクの流れを汲む正統的なデザインの量産型モビルスーツ。旧キットもなかなか良い出来だったが、
HGUC版は、胸と胴のバランス、肩とアーマーの大型化といった各所のボリュームが見直され、
ほぼ完璧なプロポーションになっている。
前腕のパーツはスライド金型を使用した1パーツ。手首のリング状のパーツとの組み合わせ、フレームパーツの
構成なども見事に処理されている。
これもまた名作キットのひとつと言えるだろう。
●A(色プラ)・B・C・Dパーツ(PS) ●E(2枚)パーツ(ABS) ●PC-132AB(PE) ●シール
●非常に力強いプロポーション。黄色いパイプは軟質素材ではなく、通常のプラスチック素材。 黒鉄色の部分がABS素材でできている。
●左右の握り手のほかに武器用の右手が付属。ビームソード・アックスの刃は差し替え式。 シュツルム・ファウストは着脱可能。指揮官用の頭頂部パーツも付属する。
●別売りのアクションベース2、丸型アタッチメントに対応している。
武器は手のひらで固定するため、グラつくことがない。
●後ろ姿も非常に出来がよい。バーニアの内部を黄色に塗るだけで色分けもほぼ完璧だ。
●アゴの下のツマミを動かすことによって、モノアイが可動する。
●首パーツはかなり大きく可動する。豊かな表情を楽しむことができる。 今回使用したのが初版のものだったためかもしれないが、 シールドをまっすぐにした状態だと、可動部が緩く、すぐに外れてしまうのが気になった。
●ビームソード・アックスは発光状態と収納状態(腰後部に装備)が付いている。収納状態のものに発光部を 取り付けることはできない。(基部を削れば可能)
●083 ヤクト・ドーガ(ギュネイ・ガス専用機)との比較。 いかにも「量産型」といった雰囲気がたまらない!