キットの特徴やデータ、インプレッションなどを紹介します。価格は税抜き。写真はすべて仮組み状態です。
『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』の主役機、「アレックス」から遅れること4年。
もうひとつの主役機とも言える06FZ ザクⅡ改が、ついにHGUCに登場した。
アレックスと並べて飾れるため、時間がかかってもキット化されたことは喜ばしいのだが、
価格を抑えるためなのか、キット内容も4年前に逆戻りしたような構成になっているのが残念。
最近のキットには珍しくABSを使わない、オールPS製。そのため肘関節はポリキャップ+カバー、
膝関節はポリキャップ挟み式になっている。
ただ、股間軸のスイング機構など、新しいギミックも追加されており、
ぜひ一度は手にしてみてほしいキットである。
●A(色プラ)・B・Cパーツ(PS) ●PC-123プラス(PE) ●シール・マーキングシール
●ずんぐりした体型の旧キットに比べ、かなりスマートなプロポーション。やや設定よりも細すぎる感もある。 機体各所の動力パイプも、軟質素材ではなく通常の「固い」プラスチック素材になっている。
●右握り手は付かず、武器用の右手のみ。左手は握り手と平手。旧キットにも付属したヘルメット型の頭部も付いている。
●頭部は丸ごと差し替え可能。本体はアクションベース2の丸型アタッチメントに対応している。
●アレックスこと047 ガンダムNT1とのツーショット。同じ作品に登場する機体のため、 腰高で細身のプロポーションが共通している。
●040 量産型ザクとの比較。制式番号は似ているが、やはり新設計の機体と考えたほうが 自然であろう。