キットの特徴やデータ、インプレッションなどを紹介します。価格は税抜き。写真はすべて仮組み状態です。
2010年春のアニメ化を前にキット化が開始された『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』シリーズ。主役機の
ユニコーンガンダムは、デストロイモードとユニコーンモードが、それぞれHGUC100
番目、101番目として同時リリースされた。
2007年にVer.Kaとして発売されたMG(マスターグレード)版ユニコーンガンダムは
可変キットだったが、HGUC版は小スケールゆえか変形をオミットし、それぞれのプロポーションを
重視した上でのキット化となった。
プロポーションを犠牲にして無理に変形ギミックを盛り込み高額になってしまうよりも、ユーザー側に選択の余地が
与えられたこと、なおかつ、メーカー側としても2アイテム同時リリースによる相乗効果が見込めるという点で、
それぞれにとって「いいキット」になったのではないかと思える。
ぜひ、両モードを揃えて飾りたいキットと言える。
●A(色プラ)・B・C(2枚)・D・Eパーツ(PS)
●PC-132AC(PE)
●シール
●白いボディに映える全身の赤いサイコフレームは、クリアパーツで成型されている。プロポーションも良好。 もし可変キットだったら、このプロポーションは再現できなかったろう。
●左右の握り手と武器用の右手が付属。武器はビーム・マグナム。専用のエネルギーパックはリアアーマーに装着可能。 シールドのアタッチメントは腕用とバックパック用。
●HGUC 101 ユニコーンモード(右)との比較。 設定ではデストロイモードが2メートル高くなっている。
●ユニコーンモード(右)との唯一共通なのがAパーツ。 ただし、デストロイモード(左)はアンテナと頭部クリアーパーツが追加されている。
●101 ユニコーンモード付属のハイパー・バズーカと左平手に付け替えてみた。 手首と武器は共用することができる。
●いままでのHGUCシリーズはパッケージ側面の機体解説の地の色が共通だったが、 『ガンダムUC』では、機体ごとにそれぞれのイメージカラーが採用されているようだ。
●後姿の比較。バックパックの変形まで再現されているのがわかる。
●ポリキャップもデストロイモード(左)は赤で成型されている。