キットの特徴やデータ、インプレッションなどを紹介します。価格は税抜き。写真はすべて仮組み状態です。
シャア最後の乗機にふさわしい、充実のキット内容。プロポーション、ボリューム、ギミックとも
文句のつけどころのない出来である。旧キットでは濃淡2色の赤の成型色がピンクで再現されていたが、
このHGUC版では、素組みでも十分見栄えのする成型色になっている。
ひじとひざの関節もABS素材で合わせ目の出ない構成になっており、見た目と強度を兼ね備えている。
1/144スケールHGUCシリーズの中でも屈指の名作キットと言っていいだろう。
ぜひ実際に組んで、νガンダムと並べて飾ってほしい!
●A(色プラ)・B・C・D(2枚)・E・F(2枚)パーツ(PS) ●Gパーツ(ABS) ●PC-132AB(PE) ●マーキングシール
●機体カラーは、ほぼ完璧。墨入れするだけでも十分な仕上がりになるだろう。 頭頂部左右の細いアンテナは軟質素材でできているが、途中の細くなった所で折れやすいので注意しよう。
●本体以外の部品。手は左右の握り手のほかに、武器用の右手と左平手が付属する。シールドの左の部品は、 腕に固定する際に使用するアタッチメント。
●アクションベース2、丸型アタッチメントに対応。ただ、機体が重くやや不安定になってしまうかもしれない。
●083、084 ヤクト・ドーガ付属の軟質クリア棒を 使用して、ファンネル射出状態を再現することができる。
●後ろ姿も大迫力。ファンネルコンテナは設定通り開閉可能。プロペラントタンクも可動する。
●肩、腰、脚の各装甲内のスラスターは、スライド金型を使っているため、内部まで緻密に再現されている。 軽くドライブラシをするとさらに質感が高まるはず。
●ファンネルはヤクト・ドーガのもの(黄色)よりも、やや大きい。
●086 νガンダムとの比較。この2機はぜひ揃えたい!
●083 ヤクト・ドーガ(ギュネイ・ガス専用機)との比較。サザビーの巨大さが よくわかる。