キットの特徴やデータ、インプレッションなどを紹介します。価格は税抜き。写真はすべて仮組み状態です。
010 リックディアスのバリエーションキット。巨大なバインダーが追加されたのみならず、
背部ラック、リア・スカート、膝あてなども変更されている。もともとこのデザインは、
月刊モデルグラフィクス1985年8月号で、リックディアスのメカニックデザインを担当した永野護自らシャア専用機として
作例を載せたのが始まり(別冊プロジェクトZにも再録)。後に新たに設定が起こされ『ガンダムZZ』に登場した。
今回のHGUCキットは、このアニメ設定を元にしたもの。永野護作例では、膝あてはガルバルディβの
物を流用、前腕の先が尖っていたり、頭部の丸みを帯びたラインがえぐれていたりと細部がかなり異なる。
長らく、スクラッチする上で最大の難関となっていたバインダーがキット化された以上、ここはぜひ細部を改造して永野版オリジナルの
シュツルム・ディアスにチャレンジしてみたい。
●A(色プラ)・B1・B2・C・D(2枚)・E(色プラ)パーツ(PS) ●PC-111(PE) ●マーキングシール
●新しく付いたマーキングシールはうれしいが、バインダーのボリュームゆえか、ランナーが一枠増えてただけで500円の価格アップは、少々高いような気もする。