キットの特徴やデータ、インプレッションなどを紹介します。価格は税抜き。写真はすべて仮組み状態です。
2010年春からアニメ化される『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』からの初キット。
アニメ公開に先立ってキット化が開始された例では『逆襲のシャア』の旧シリーズがある。
やや高めの価格設定だがキット内容をみれば納得できる。プロポーション、ギミックも良好。
ボリュームも申し分なく、キット構成がよく考えられていて非常に組みやすい。
何よりもガンダム系主体のラインナップの中で、ジオン系のモビルスーツがキット化されたこと自体、素直にうれしい。
量販店なら実質3000円前後で入手できるので、ぜひ実際に手にとってほしいキットである。
●A(色プラ)・B・C(2枚)・D(2枚)・E・F・G(2枚)・I・SB1パーツ(PS) ●H(2枚)パーツ(ABS) ●PC-116(PE) ●シール
●4つの大型バインダーが特徴の機体。迫力満点のプロポーションである。
●バインダー裏のバーニア。バーニア側のボールジョイントがきつく、無理にはめようとするとバーニアが破損する。 ボール部にペーパーをかけるなどして、一回り小さくすることをオススメする。
●バインダーの重さによるヘタリ防止のためのロック機構。4段階にロックすることができる。
●バインダーの裏側。サブ・アーム収納状態。ファンネルは脱着可能。
●非常によく動くバインダーの基部。肩パーツは、やや設定より大きく四角すぎるようだ。
●手持ちの武器はビームサーベルのみ。重心が高いデザインなので、ぜひ別売りのアクションベース1を使用して飾りたい。
●097 ジェガンとの比較。ジェガン(1500円)3機分の価値は十分あると思う。
●088 サザビーとの比較。シナンジュもぜひHGUC化してほしい!
●バインダーの可動範囲は広い。裏側もしっかり再現されている。
●本体以外のパーツ。ビームサーベル本体は腕の内側に収納するという設定だが、 キットでは再現されていない。アクションベース1用のアタッチメントパーツが付属。
●3つのパーツから成る股関節の球体部。ここも軸がきついので、軸を削ってから組み立てないと、まったく動かなくなってしまう。
●収納状態。キット自体の重さもかなりあるので、アクションベース2では小さすぎて倒れてしまうため、対応していない。
●バインダーとサブ・アームのおかげで、かなり表情豊かになる。
●こうして並べてみると、やはりジェガンが設定よりもやや小さい気がする。
●機体名の前の四角い色分けは『逆襲のシャア』と同じ赤。ただし、パッケージ横の機体解説の地の色は 『ガンダムUC(ユニコーン)』オリジナルとなる薄いグリーンになっている。 天面に作品名が入るのも初。