HGUC登場以前のキットや、これだけは押さえておきたいエポックメイキングなアイテムを紹介します。価格はすべて税抜き価格です
ガンダムに続く、ガンプラ10周年記念HG第2作。一部差し替え式ながら、
1/144スケールでは初となる変形システムを実現している。
だが、やはり当時の技術力では設定そのままに変形させることは無理だったらしく、「ウェーブシューター」という
新設定を作ってのキット化となった。
ちなみに、このウイングバインダー装着時には、通常のフライングアーマーのような大気圏突入能力はない。
大気圏内低空での飛行性や航続距離向上のためと、百式同様、宇宙空間でのAMBACシステムとして利用されたという。
変形システムを組み込んだ割には、旧1/100キットのように、プロポーションが犠牲になることもなく、
なかなかがんばったキットと言える。こうした技術の積み重ねにより、今日のガンプラがあるのだから…。
●ランナー①・②・③・④(PS) ●ポリキャップ(PP) ●シール
●カトキハジメによる、モビルスーツモードとウェーブシューターモードのイラストは必見。
●左右の握り手のほかに武器用の右手が付属。ビームライフルの銃身は長いものと短いものが付いている。
●ビームライフルはリアアーマーに固定できる(左右どちらでも可)。固定する際は銃身の短いものを装着する。
●HGUC 041 ゼータガンダム(右)のウェイブライダー形態との比較。
●デザインはもちろん大河原邦男。シールドのカラーリングなどが、一部キットと異なっている。
●シールドもやや大型化されている。頭部は左右にかしげることはできるが、前後にうなずくことはできないので 表情が乏しい。
●HGUC 041 ゼータガンダム(右)との比較。 いかにHGUCの完成度が高いかがよくわかる。
●左右のサイドアーマーを180度回転させ、シールドを取り付ける。