HGUC登場以前のキットや、これだけは押さえておきたいエポックメイキングなアイテムを紹介します。価格はすべて税抜き価格です
ガンダム、Zガンダムに続く、 ガンプラ10周年記念HG第3作。今回も、新規に描き下ろされた大河原邦男デザインが忠実に 再現されている。肩の「178」文字までシステムインジェクションを使って成型するという凝りようだ。 当時の最新技術を結集したキットとはいえ、さすがに20年前の物。今の視点で見てしまうと、かなりツライ部分も多い。 だが、1000円という値段を考えると内容的には、かなり豪華な出来なのではないだろうか? 現在の名ばかりになってしまった感のある「HG」にはないものを感じさせるキットである。
●ランナー①・②・③(PS) ●MSジョイント2(ABS+PP) ●シール
●箱を開けるとシステムインジェクションのパーツが目に飛び込んでくる。
●手は左右の握り手と武器用の右手(同じもの)がふたつ付属。バックパックのビームサーベルは着脱可能だ。
●顔はもろに大河原ガンダム。設定画が忠実に再現されたスタイルである。
●バックパック上部のスラスターは可動を優先させたため、接続部がやや貧弱。
●HGUG 053 ガンダムMk-Ⅱ+フライングアーマーのもの(右)との比較。