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ポリキャップ「PC-123プラス」の話

PC-123プラス HGUCシリーズで多分、一番多く使われているポリキャップPC-123プラス。 ガンダムやザクサイズのキットは、ほぼ100%、このポリキャップを使用している。 突然ですが、右と左の違いがわかりますか?

2008年5月発売のHGUC 087番の「ザクⅡ改」を作っていたときのこと。なぜか、作業の感覚がいつもと違う。 なーんか違うのだ。
ようやく気づいたのがポリキャップPC-123プラスの違い。 いつものようにニッパーで切ろうとすると…。

ゲートがないのである。

つまり、ニッパーを使わなくても、指で「グリグリ~」とやるだけで取れてしまうのだ! これはラクチン!!

『ガンダムOO』シリーズのポリキャップPC-001のように、最初からゲートなしで設計されているものも あるが、今のところ金型が改修されたのは、PC-123プラスだけのようだ。
【2009.10.24】

PC-123プラス ●上が改修後のゲートなし、下が改修前のゲートありのもの。

PC-123プラス ●調べてみると、2007年10月発売の083番ヤクト・ドーガ(上)はゲートあり。12月発売の再販(下)ではゲートなしになっていた。
ちなみにタグの右側の数字が西暦の下1桁、左側の数字が月を表しています。Xは10月、Yが11月、Zが12月。 矢印が示している数字で製造年月がわかります。

謎の物体

謎の物体 もうだいぶ前になるが、HGUC 068番の「ザクⅠ 黒い三連星仕様」を組み立てたときのこと。
箱を開け、いつものようにビニールをハサミで切り逆さにして中身を出したとたん、なにやらポトッと落ちてきた。 昔のキットでは、パーツが取れてビニール袋の中に転がっていることがよくあったが、 最近は滅多にないことなので「珍しいなー」と思いつつ、落ちたパーツを拾ってみると……!!
写真のような物体が入っていたのでした!

最初はなんだかワケがわからなかったが、部品でないことだけは一目瞭然。 どうやら、成型時にプラスチックを流し込む際に出来るパーツらしい。

昔はランナーごとのパーツのチェックは、流れ作業でパートのおばちゃんが目視検査していたと想像するのだが、 最近はランナーごとの重さでチェックしているものとばかり思っていた。 だが、これだけの大きさ、重さのものが混入しているということは、そうでもないみたい。
ガンプラ暦30年目にして初めて見る物体。多分、今後も二度とお目にかかることはないと思うので、 大切に保管しておきたいと思います!
【2009.10.21】

謎の物体 ●大きさはこんな感じ。

謎の物体 ●注ぎ口のモールドまであって、なかなか興味深い。

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